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2017/08«│ 2017/09| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 »2017/10
21:50:11
さて 二尊院で案外長い時間楽しんでしまった。。。
この辺りでもう一か所、とりあえず行っておきたい所があるのです。。。
愛宕道をちょっと先に進むと。。。
DSC_0308_201602082020339db.jpg
なんかいっぱい道標がw怪しいったらありゃしないw
左端に東海自然歩道の道しるべ。コレをたどれるほどの余裕があればなぁ~~
DSC_0309_201602082020396b2.jpg
さて、お目当てはこの看板、祇王寺です~
この辺りは普通の住宅が多いけど、ちょっと先に行くと町屋が残る保存地区
DSC_0311.jpg
ちょっと本筋からそれた道の突き当りが祇王寺ですが
手前に大きな門が。。。この日は12月22日の火曜日。火曜に開いてないなんて変なお寺だなぁ。。と思って
後で調べたらとんだ食わせ物だそうなw最初の写真にも檀林寺門跡とあるけど、門跡どころかお寺ですらない
ただの小道具屋だそうです。入るとあれこれ買わせようとするらしいので注意です~
DSC_0313_20160208202040e06.jpg
さてこちらがお目当ての祇王寺
もともとは浄土宗の良鎮が創建した往生院というお寺で、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、
その寵愛を失い、悲嘆にくれて都を追われ、ここで母、妹と共に出家したという謂れがあります~
DSC_0314_20160208203600c11.jpg
正面の門は閉じていて階段を少し上った横が入口。正面は勅使門的な感じなんでしょうか
こちらの見どころは、やはり。。。
DSC_0315.jpg
苔かな~~。 いや冗談でもなんでもなく。。。苔ですねw
中は草庵があるだけで、明治ごろには衰退し荒廃していた往生院を、大覚寺が真言宗にして復興したということです
DSC_0318_20160208203607007.jpg
正面の門。この先に木戸があって、下の舗装道路につながっている
往生院はもっと広い敷地で、その中の草庵に先述の尼僧の草庵があったということです
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これもお墓かなぁ。。。ちゃんと写真を撮ってなかったので調べられなかった。。。
平清盛の寵愛を受けていた祇王ですが、その寵愛を失うきっかけになった仏御前もここで出家しています
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仏御前は京に出てきて白拍子(歌舞をする芸人)となり、時の権力者清盛に売り込みをかけますが、すでに
同じ白拍子の祇王がお気に入りの清盛は、仏御前を一蹴しますが、祇王のとりなしによって
清盛は仏御前を気に入り、逆に哀れにも祇王はその寵愛を失うことになったのです
DSC_0320_2016020820552222c.jpg
このしっとりした感じがいいですねぇ~~
12月だというのに青々しているのは、お手入れが行き届いているから。。。
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こうやって 拝観している間にも、おばさま方が苔の上に散らばっている落ち葉を
一つ一つ取り除いていた。。。
さて 祇王がここでひっそりと暮らし始めて数年。。。仏御前も同じように清盛の寵愛を失い
ここに来て出家しています。どのぐらい居たのかわからないけど、すでに清盛の子を身ごもっていたため
寺で出産は出来ないということで、仏御前は故郷へ向かうが、その途中で死産。そのご帰郷して数年で亡くなってしまう
享年20歳。。。
DSC_0322_20160208205526d5e.jpg
なかなか立体感のある背の高い苔。
杉ゴケっていうやつじゃないかと思うんだけど。。。まるで絨毯のよう
DSC_0323_20160208205524564.jpg
一番奥には垣根で区切られたエリア。。。ここだけちょっと趣が違うね
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ようやく 陽が差してきたところで、一番奥にある竹林から苔の庭を眺める。。。
祇王がひっそりと住んだ庵も、明治ごろには荒廃していたが、富岡鉄斎の尽力もあって復興したという。。。
富岡鉄斎と言うと。。。京都ゆかりの人物でもお気に入り西賀茂神光院の太田垣蓮月さんに預けられて
わが子のように育てられた文人画家、儒学者。
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祇王寺の苔たちが勢ぞろいで 並べてある。。。が どれがどういう種類なのかは書いてないので
さっぱり分かりません!wでも愛情こめて育てておられるんでしょうね~~
鉄斎を育てた蓮月さんも波乱の人生を歩んだ尼僧。何かしら通じるものがあるような気もしますね
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苔に木陰が写って いい感じ~~
何枚でも撮りたくなってしまう。。。。
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と。。。何枚撮っても、あまり違いが分かんなかったりしてねw
で。。。肝心の草庵を撮ろうと思ったら、何やら工事の人。。。どうやらカメラを付ける調整をしてるみたいで
写真にならない。。。まあ また来ることがあったらにしようか。。
DSC_0329_201602082123212a7.jpg
明治に復興するもまたしばらく寂れていたようですが、昭和10年に高岡智照さんが庵主となる。
この方も波瀾万丈な尼僧で、12歳で父親に騙されて売られ、14歳で店出し、すぐに金持ちに水揚げされるが
15で他の男と恋仲になり婚約するが、仲たがいして自ら小指を切って指先をその男に渡した。
そのご、東京に出て芸者となり、美貌と小指のスキャンダルも手伝って人気になり、絵葉書ができるほどに。。。
大阪の映画会社の経営者と結婚したり、医学博士と結婚したりするもうまくいかなかった。
そして39歳にして得度してここ祇王寺の庵主となったそうです
DSC_0332.jpg
こちらは 祇王、その母刀自(とじ)、妹祇女のお墓 右には清盛の供養塔

智照さんが庵主になってから、祇王寺は傷ついた女性の心のよりどころとなって
瀬戸内寂聴さんの小説「女徳」のモデルにもなったそうですよ

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どちらかと言うと、観光寺扱いされてしまうこともあるようですが、女性の切ない生き方に
何かを感じて来る方もいるのでは。。と思うねぇ。。
でも、オレの中ではやはり、ここのスターはネコの「まろみちゃん」ですね~
まろみちゃんを知ってすぐに死んでしまったので、非常にザンネンなのですが。。。
この苔のなかで ぼんやり昼寝している真っ白な猫を想像せずにはおれませんでした。。。

二代目さんかどうか、他にもネコが居るそうですが、この日はどこにも見当たりませんでしたね~
気になる方は 祇王寺 まろみちゃん で検索すると出て来ますよ!


なんとなく、男でごめんなさい。。って気になるw

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Tag:京都│ Category:全国制覇放浪記コメント:2│ トラックバック :--

コメント
大阪さん>
苔はいいですよね~。でも芝生と違って、上でゴロゴロは出来ませんしねw
乾燥にも弱いそうですが。。。ベランダで育てるなんてこともできなくはないらしいです。。。
ちゃんと管理するとなると水槽みたいになっちゃうのかなぁ
大阪さんちなら、メダカと合わせてミニミニビオトープとかできるかも!

ばるさろ│URL│2016/02/10(Wed)01:10:06│ 編集
No title
苔の美しい事! 陽が燦々と照る場所もステキですが こういう緑の美しさを創り出す優しい光もステキですね。ご婦人は 作業をなさっているんですね。何しているのかな~?と思いました。苔・・買って育てたいけど やはり場所や雰囲気を選ぶと思います。
我が家では 無理!

osakaken│URL│2016/02/09(Tue)08:55:08│ 編集
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