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2017/07«│ 2017/08| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/09
22:56:14
さて冬真っ盛りなんだけど。。。
夏の事をまだ書き終わってない!
まぁ 秋は遠出してないので、ゆっくり書けばいいや~と
思っていたらこうなってしまったのですが。。。
DSC_0111_20161221211500257.jpg
夏の初め頃に訪れて時はまだ公開前で
がっくりした和中庵
DSC_0112_20161221211509617.jpg
どうしても入りたい!いやべつに。。。女子校に入りたいわけでは。。
無いのです。。ないのですよ!!w
まぁ 見学の人と解説の人しかいないので
女子校風味はまったく感じられないですがw
DSC_0113_201612212115086df.jpg
こちらは礼拝堂。和中庵に入る前に
こちらで概要を説明してもらうのですが
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写真撮り放題!
純白の壁にステンドグラスがステキ
DSC_0116_20161221212856132.jpg
さて 目的の和中庵は礼拝堂の横。洋風の入口と億の和風の客殿を合わせたものです。
手前はキレイに作り直した芝に石畳
DSC_0117_20161221213035854.jpg
手前に倉庫にしていた建物もある。
さて この和中庵 どういう歴史かというと。。
まず 近江出身の藤井彦四郎さんが京都の鹿ケ谷を開発して建てた
和洋折衷の住宅です。
DSC_0118_20161221213406470.jpg
こちらは茶室に続く通路らしいが 今回は行けません~

藤井彦四郎という方は明治~昭和の人で日本の化学繊維市場のパイオニア
フランス、ドイツからレーヨンを輸入して紹介して、大正時代には
帝人や旭化成が作られる流れになった。
DSC_0119_20161221213408c7f.jpg
しかし 彦四郎は毛糸事業に重点を移し
現・倉敷紡績を興して「スキー毛糸」のブランドを作り大ヒット
一代で財を成した彦四郎は霊鑑寺のすぐ南の土地
数千坪を取得。
DSC_0120_20161221214713be3.jpg
大正15年から昭和3年までかけてこの邸宅や
長男、次男、分家の住宅も建てたのです
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中に入るとまずは大正ロマン風
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障子のような格子状の窓の上がドームのような半円形
応接間かなぁ。調度品も時代感があっていいね
DSC_0126_201612212154309e3.jpg
当時の贅を尽くした建物は
彦四郎の友人、漢学者の長尾雨山によって
「何事にも偏らず公平に」ということで「和中庵」と命名されたそうです
DSC_0127_2016122121543260c.jpg
シンプルなようで、少しオシャレな装飾があるのが粋
階段を上るだけで何か時代を遡るような気分
DSC_0128_20161221215830ded.jpg
踊り場の美しさに立ち止まってしまう
柔らかい光がちょうどいい暗さを演出しているような。。
なんならここに小さな椅子をおいて読書をしたいw
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さて二階に登ると客殿との渡り廊下。
表の洋館の奥に高低差を利用した平屋の和風建築があると
ここで初めて分かってびっくり
DSC_0131_20161221220131ccb.jpg
さぁ 客殿は後で見るとして、まずはこちら。。。
格子の壁に組子の床。年代を経て少しくたびれてはいるけど
これはかなりなものですぞ~~う
DSC_0133_2016122122041576c.jpg
正面は窓一杯だけど、結構暗めかなぁ
さて完成後当時の和中庵は皇族も気に入って
宿泊するほどだったそうですが。。。
戦後になって、大きな邸宅は必要なくなり
彦四郎から藤井家の親類に引き継がれていた和中庵は空き家となっていた
DSC_0134_20161221221101dd6.jpg
そんな折、昭和23年にノートルダム教育修道女会のシスターが
来日して、京都に拠点を置く場所を探していた
DSC_0135_20161221221103c30.jpg
やがてこの和中庵を見つけたシスターは
この和中庵をみつけて購入。彦四郎は「戦後になって、もう私たちは
こんな大きな家には住まない。どうぞご自由にお使いください」と伝えたという
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これは漆喰なのかな?白い天井に円形に折り上げ天井
そしてシャンデリア。
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こちらは幾何学的な感じ
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窓の向こうに見えるのは
門跡寺院の尼寺、椿で有名な霊鑑寺
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さて洋館部分から渡り廊下へ。。。
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高低差を存分に利用した渡り廊下は、手前の洋館部分の二階とつながっている
客殿の左側を見るとそこは崖の上で地続き。
後ろを振り向くと。。。
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ちょっとお城のような外観!すてき!!
白い壁の所が踊り場だね。
表からはシンプルな洋館なのにこの渡り廊下まで来て初めて
この装飾された裏側が見えるという面白さ~
DSC_0147_20161221222657987.jpg
客殿に入ってすぐ奥まで行ってみると
ぶち抜きの広間。
洋風の二階の広間はダンスとかしていたらしいけど
こちらは宴会場って感じね。
実際ここでノートルダムの同窓会とか行われたりしているとか。。。
DSC_0151.jpg
霊鑑寺がある北側の逆、南側を見てみると。。。
縁側の先に高低差のある庭
手前はやや狭い感じだけど下に多くの植え込みと茶室の瓦屋根が見える
右の白いのが礼拝堂かな。。。奥は学校
庭に降りてみたかったなぁ
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お!座り込んで見てみると。。。ちょっと田舎の大きな屋敷みたいな
落ち着いた雰囲気になるぞぅ

さて、シスターたちの修道院となった和中庵ですが
清貧を旨とする人々なので、シャンデリアは蛍光灯
畳は板張りになっていたそうな。。。
DSC_0154.jpg
やがてシスターの高齢化と修道院としての使命を終えたとして
ノートルダム女学院に移管された和中庵は老朽化もあって、取り壊されそうになるが
関係者の尽力により文化財として補修して残すことに。。。
洋館、奥座敷(客殿)、蔵、茶室は残ったがザンネンながら主屋は取り壊されてしまった。
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さて 最後は広間の手前にちょこんと突き出して作られているこの部屋
書院造りのここは書斎のようですね~。
高低差の活かし方が素晴らしい。実はここがこの建物の一等席かも。。。
せり出した欄干の先には植え込みを上からながめ。。。
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左側には東山、正面からは京都の街
欄間も欄干も手が込んでいる。
そして 右側には。。。
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ヨーロッパがあるわけですねぇ~
こりゃ独り占めだなぁ~~
DSC_0161_20161221225407dd4.jpg
主屋は別にあったわけだから、生活の場はまた別ってことでしょうが
この書斎は案外一番使われてたのかも。
それが残っていただけでもありがたい!

ということで次回ももうちょっと京都~~

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Tag:京都│ Category:全国制覇放浪記コメント:2│ トラックバック :--

コメント
Re: No title
夏休み中だったので、学校の雰囲気はあまり感じられなかったけど、哲学の道からちょっと山側に行った
文字通りの閑静な住宅街。買い物はどこでするんだろう。。。ってなぐらいの所ですがw
スキー毛糸は見たことあるような聞いたこともあるような。。。
京都は寺社が注目されるのは当然だけど、こういう明治~昭和のものでも見ごたえのある場所がいっぱいありますよ!
ここは普段は学校行事などで使っているので非公開ですが、夏休み中は特別公開がこれからもあるかも。。と思ってます。
他には紫織庵がおススメです!他にも近代の名建築が残っているので、タイミングがあえば行くつもり~

ばるさろ│URL│2016/12/22(Thu)21:30:05│ 編集
No title
おはようございます。有名なノートルダム学院ですか・・ビックリ!
卒業生を知ってますが かなり上品なご婦人ですよ。
スキー毛糸も懐かしい・・。子供時代は 毛糸を選びに行って セーターなどは 編み手に頼んでもらってました。
ステキな和洋折衷の洋館ですね。見学のチャンスを作りたいです。

osakaken│URL│2016/12/22(Thu)10:58:41│ 編集
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